101系が登場する以前の西武の検車区は池袋線が保谷、新宿線が上石神井の2検車区
体制が旧武蔵野、旧西武時代からずっと続いておりました。秩父延長や将来の輸送増を見
越して池袋線に小手指検車区が開設されたのは秩父線開設の3年前の昭和41年でした。
保谷から501系、601系等が移動してきましたが、広大な構内は閑散としていました。
電機は上石神井にE51・52が、それ以外の形式は保谷に配置されていましたが、小手指
開設と同時に全機集約します。所沢に機関庫が作られたのは後年のことでした。
(各写真はクリックで原寸となります)
上石神井検車区風景 昭和43年
クハ1304+モハ377ほか
小手指検車区風景 昭和41年
501系2M4T,E51などが見えます
E41と501系 昭和41年
同じく小手指検車区 昭和43年
E22,E71や完成直後の101Fが見えます。101Fの竣工は44年3月となっているようですが、
現車は43年12月には所工を出場していました。
検査標記 (101F完成当初検査標記)
小手指検車区の脇を通過する上り準急 昭和42年
保谷検車区風景 昭和37年
まだ旧塗装車が見えます。
同じく保谷検車区 昭和42年
出庫待ちの701系
保谷にやって来た国鉄ED11-1(西武E61) 昭和36年
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