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赤電以前


今回は、気まぐれにまた昔話に逆戻りです。
 西武電車がローズレッドとベージュのいわゆる赤電となったのは、昭和35年以降のことです。
それまでは、腰周り茶色、窓周り黄色の2色塗りでかなりレトロな配色でした。
 そんな赤電以前の茶色と黄色の頃の画像を集めて見ました。塗り替え当初は、旧型の311系
や社形の電車は全検後も以前の茶・黄色で出場していましたが、何でも連結する西武としては
都合が悪かったのでしょうか、その内旧型車も赤電色に塗られるようになりました。
 当時他社を含め全体としては未だSUS車は少なく、塗装車が大勢を占めていましたが、関東
私鉄では、2色又は単色から帯び巻きに衣替えする会社が多かったのです。そんな中、西武は
変則2色塗り分けと言う手に出ました。赤電は当時としては中々新鮮な感じで、後に国鉄111系な
ども似たような塗り分けラインで登場しています。
 本題の赤電以前の写真ですが、私が西武を撮り始めた頃は既に赤電化が進んでいましたので
余り多くは撮れませんでした。



池袋線の主、501系は全15編成揃って殆どの期間池袋線で活躍しました。最初に赤電となったのも
この形式でした。恐らく赤電塗りのイメージスケッチは501系がモデルだったと思います。
後に登場の湘南形551系にもとても似合っていましたから。 529F 保谷~ひばりヶ丘 昭和38年
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同じく、529F  清瀬駅  昭和38年
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車体にシール、ヘッダーの有る旧型車は、この旧塗装がベストだと思いました。
左旧国電11形クハ1336、右旧省電31形モハ340   上石神井 昭和36年
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こちらは所沢工製の新造1411型。当初クハ1411~1440番号で30両が新造されましたが
後に1425と1426はサハ化。旧省電復旧車の1431~とは正面貫通扉窓と連結面切妻
で区別が容易でした。 写真は1469+470他 東村山~所沢  昭和36年
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御馴染み旧省電50形の311系モハ325。311系は311~340までの大世帯で、復興期の
西武を支えて走りました。  東村山付近 昭和37年
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赤電以前の黄・茶の塗り分けは横瀬の505で見られる訳ですが、2代目501系
の赤電も保存する価値は有ったと思います。むしろ2代目の方が貢献度は
遥かに大きかったと思います。更にこれは701系についても同様です。
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by tetudankai5501 | 2012-01-17 22:31 | 西武鉄道 | Comments(2)
Commented by 清68 at 2012-01-19 22:52 x
こんばんは。
赤電への過渡期の貴重な姿、有難うございます。
昭和38年でも旧塗装が存在したとは初めて知りました。
もうすぐ昭和40年という頃にもあったとは…。
いにしえの電車というイメージから、身近なものと感じられるようになりました。
ところで、茶色と黄色のはっきりした塗り分けから、微妙な色同士の赤電となりましたが、この色合いは一体どういう意図だったのか、長年の謎です。
当時の趣味誌に赤電で出場したばかりの501系について「暗い感じがする」と評されていたのを見た記憶があります。
京成の青電や、東武のベージュ+オレンジなど、微妙な色の組み合わせが先進的だったのでしょうか…。
Commented by 団塊鉄ちゃん at 2012-01-20 00:24 x
清68様 いつも有難う御座います。
501系に塗られた赤電塗装(確か505Fだったかと)を最初に見たときは、塗り分けラインは腰下に下がっていて、且つ湘南塗りを廃した正面
塗装に新鮮味を感じましたが、たしかに全体的には暗い感じがしました。
 ただその後窓周りベージュの色がやや明るい色に修正されたと思います。余り自信は無いのですが・・。見慣れてそのように思っただけかも知れませんが。それから、現在西武に赤電保存車が無いのが残念ですね。
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