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赤電復活


 近江鉄道・・1

 懐かしの復刻赤電がついに近江鉄道に登場とのことで、早速訪ねて参りました。


近江鉄道では同社創立120周年を記念して、西武グループ旧標準色の
ベージュとラズベリーレッドに塗り分けた所謂「赤電」を久々に復活させ
6月16日から運行を開始しました。
今回赤電塗装となった車両は、近江820形822+1822の2両編成1本です。
種車は元西武411系の後期型432+431(426+1465)で近江には同系と
して821+1821があります。


                          (各写真はクリックで原寸となります)
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近江には、旧西武401系改造の800形が12本在籍しますが、こちらは額縁
タイプのお面に改造されており、西武401系の切妻正面を有する820形は2
編成の少数派なのですが、それが幸いして今回の赤電塗装に選定されたも
のと思われます。
現車は元西武モハ426+クハ1465として昭和42年に赤電塗装を纏って誕生
しており、後の401系改造高性能化で黄色塗装に変更されましたが、今回実
に37年振りに誕生時の塗装に戻されたことになりました。

 正面には西武より縦長の近江型の方向板入れが再現されています。
 運転室内もベージュ塗装に変更される念の入れようです。

彦根車庫にて    2016年6月15日
822+1822
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822
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1822+822
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西武810+1810         小手指検車区    昭和43年
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CPはAK-3
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 車体端部は近江入線時に裾カットされていますが、これが幸いしてSUS板が
 撤去されています。
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 僚車821編成
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 同車は西武801系の流れを汲む411系423以降の塗装に忠実に再現されて
います。色合い、塗分け位置、車番位置など新製当時を彷彿させ大変懐かしく
素晴らしい出来栄えです。


101編成  101+1101
元N101系295F。近江100形は他の形式と異なり制動装置はHSC-Dのままです。
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102編成 102+1102
元N101系285F。こちらにはスカートが未装備です。
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出発式は6月16日午前10時40分から挙行されました。同日から運行開始と
なりましたが、以前ありました西武159の2週間限定赤電と異なり、当分はこ
の塗装で運行されるものと思われます。
  彦根駅      2016年6月16日
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 庫内から出庫です。赤電なので赤レンジャーさん達なのか・・
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 出発式典の様子です。滋賀県知事、近江鉄道社長も臨席です。
何故か地上時代の武蔵境を見るような感じです。
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 出発式の後、米原行き2100列車からのスタートでした。
写真は米原折り返し、貴生川行き1801列車。   米原     2016年6月16日
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運行開始日当日は、終日生憎の雨模様でしたが、沿線要所には赤電を撮られる方の
姿が見られました。


こちらは、同時に企画された赤電関連の2日限定チケットとキィーホルダーです。
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 その2へ続きます。

          以上です。ご覧頂きありがとうございます。

            (ブログ内掲載写真・記事の転載及び現業問合せ等はご遠慮下さい。)
by tetudankai5501 | 2016-06-24 23:35 | 近江鉄道 | Comments(10)
Commented by モハ1005-モハ1006-クハ2003 at 2016-06-19 17:33 x
団塊鉄ちゃん様、こんにちは。
早速、近江鉄道の復活赤電のイベントの模様、活躍の姿、ありがとうございます。
それにしても本当に美しく再現されていますね。近江鉄道のイベントと言うより、
西武411復活と言った感じです。
乗務員室内までベージュで塗装されたり、車体の標記も忠実に再現されているのも
本当に嬉しい限りです。
早く見に行きたいのですが、さすがにちょっと遠いですね。
伊豆箱根ぐらいでしたらすぐにでも行けるのですが…
820系として大幅な改造が行われなかったのも意外でしたね。こんな時にそれが役立ったとは。
正直パト電になったときはちょっと衝撃的でしたが。
本家西武には何故か存在しない赤電、159Fの時もイベント終了に併せて
1箇月もしない内に元の塗装になった時は本当に残念に思いました。
この822F、西武にとっても貴重な存在ですね。
いつの日か持ち帰って保存して欲しいものです。
旧2000系がある内に、赤電っていうのも良いかも知れませんね。
2000系の塗装色候補には、赤電に近い塗装もありましたから。
Commented by 団塊鉄ちゃん at 2016-06-19 22:39 x
モハ1005-モハ1006-クハ2003様
ご覧いただき、有難うございます。
近江鉄道に赤電が復活し16日から運行開始と知って以来、
これはもう彦根に行くしかないと心待ちにして居りました。
久しぶりに見る赤電塗装。黄色とはこんなに違うのかと改めて
感じてしまうほどの存在感でした。やはり昭和の西武型には
赤電が最も似合います。
西武411系は増備の途中で車体側面が701系タイプの雨樋露出
型から後期には801系に引き継がれる張り上げ屋根で車体側面
が平滑でスッキリした車両でした。最初の423Fでは側面の雨樋
位置の赤帯が無かったのですが、後に書き加えられました。
仰るように近江での411系は切妻原型が2本しか残っていない事
が幸いでした。
こうして数十年ぶりに見る赤電、何もかもが懐かしく昔を思い出し
てしばし感慨にふけってしまいました。
西武も是非近江、上信などから里帰りさせてでも復活させて欲し
いものです。
Commented by ホビぽっぽ at 2016-06-20 20:51 x
お見事です。写真も管理者様の赤電に対する思いが十分に伝わるカットばかりで、私も見とれてしまいました。

鉄道車両の場合、多くは色を塗り重ねていくので剥離すると断面に昔の色が積層されて見えるのですが、401に改造の際にかなり徹底して磨き~平面出しされていると思われます。
ここまで徹底的にこだわった塗装には感服しますし、パンタが1基だけになっていることも遠目には昔帰りですね。

本家では青くなったり桃色だったり、昔の堅物会社なら考えられない状況になっていますが、果たして復活はあるのでしょうか?期待が高まります。
Commented by 団塊鉄ちゃん at 2016-06-20 22:41 x
ホビぽっぽ様
ご覧いただき有難うございます。
久しぶりに見る赤電、やはり西武3扉車はこの塗装が原点ですね。
最初に赤電色を纏ったのは、551系出場以前昭和35年の501系
からですので実に56年も前の出来事でしたが、今以てこの塗色
は新鮮に感じてしまいます。ただ微かな記憶ですが、当初は窓
周りベージュの色調はもう少し暗い色相だったと思います。
701系冷改車が黄色単色に変更されてから、急速に西武電車から
興味が薄れてしまった時期もありましたが、今こうして復刻赤電を
見ることが出来感慨深いものがあります。
Commented by 池袋の小学生 at 2016-06-21 17:42 x
梅雨時の近江路にての411風の822Fに感激しています。
また、入間川橋梁を思わせる画像にも敬服しています。
釣り掛けの音が聞こえれば 更に楽しい事と存じます。
Commented by 団塊鉄ちゃん at 2016-06-21 19:45 x
池袋の小学生様 ご覧いただき有難うございます。
近江の822F、見事に西武411系の懐かしい姿に復刻されていました。
塗り分け、色合い、車体標記なども忠実に再現され往時をしのんで
しばし見とれてしまいました。401系改造後のステンレスひげと、SUS
ドアが無いのも嬉しい限りです。唯一正面のサボ箱は近江仕様なのが
ご愛敬でした。
411系当時の釣り掛け足回りを履いた220形が事業用車で残っていますが、
こちらはあの往年の西武電車の走りそのままのようです。
西武線も色々原色系のカラフルな企画車両が増えていますが、ここらで
原点赤電復活が有っても良いのではと思います。
Commented by KUSU at 2016-06-22 15:08 x
団塊鉄ちゃん様

KUSUこと、松原です。
本当にニアミスでしたね。16日、米原到着後の折り返しの電車を、あの道路脇から撮影していた人は3人~4人程度でした。
そのうちの一人でした。

この赤電、本当に良い色でした。
西武赤電の色見本をベースに、室内は当時の部品に残っていた色をベースにされたようなのですが、本当によくぞ再現してくれたと思います。

団塊鉄ちゃん様の撮った写真を眺めますと、本当に吊り掛け音が聞こえてくるかのようです。
Commented by 団塊鉄ちゃん at 2016-06-22 23:43 x
KUSU様 コメント有難うございます
近江鉄道遠征お疲れ様でした。出発式の彦根ホーム余り広くない
場所に社員さんや招待園児さんや関係者で混雑しておりました。
その他ファンと思しき人は数人だったと記憶していますので、本当に
お互い傍に居合わせた事になりますね。そういえばNHKTVも取材に
来ていて危うくインタビューをされそうになりましたが、恥ずかしいので
お断りしました。
米原の線路脇も仰るように数人の撮影者が居られたのですが、少し
距離があったのでお声がけも出来ずに失礼しました。
西武本家はこのところ色々な企画で盛り上がっているようですが、出来
れば横瀬の保存車収納庫と赤電回帰保存を願うところです。
Commented by 清68 at 2016-06-28 22:59 x
団塊鉄ちゃん様こんばんは。遠征お疲れ様でした。
私も運転開始後の最初の日曜日に行ってきました。目の前に現れた赤電は、当時の記憶を次々と思い出させてくれるには充分すぎる出で立ちでした。
雨樋周辺の繊細な塗り分けの仕上がりの正確さもさることながら、息をのんだのは赤色のすばらしさでした。西武101赤電は記憶よりさわやかな色調の傾向があり、惜しかったのですが、今回のは文句なしと思いました。
停車中の車体を前に、赤とベージュの強烈に懐かしいコントラストの海にしばし浸りきってしまいました。まさにタイムスリップでした。
幼少のころ親しんだ池袋線での活躍が終了してから36年を経て再会できたことにただただ感激し、実現していただいたことに感謝することしきりです。
しばらく走るとのことで喜ばしいことですが、赤は退色のしやすい色だと思います。塗りたてのひときわ美しい姿が見られるうちに、また行ってみたいと思っています。
Commented by 団塊鉄ちゃん at 2016-06-29 15:31 x
清68様 ご覧いただき有難うございます。
近江鉄道は初訪問でした。前日15日から彦根に泊まり出発式当日は大雨、翌金曜
は曇りで、土曜日は晴れそうとの予報で結局3泊してしまいました。
近江822赤電、否西武426赤電素晴らしかったですね。411系と571系の記憶が混然
するような車体にあの懐かしいベージュと赤の2色塗装。清68様仰る通り、自分も
遠く56年も前に初めて見た501系の赤電の記憶が鮮明に蘇りしばし感慨にふけって
しまいました。
池袋線の活躍から36年ですか。たしか451系6連口等が池袋線では遅くまで残ってい
ました。朝の6+4の10連急行で下りはいつも回送だったのを見た記憶があります。
西武にも昨今多彩な塗装や塗り分けが有り、混然としていますが、やはりこの赤電
だけは唯一特別の思い入れが有りますね。
当編成の前身426Fが生まれて49年。赤電・黄色・近江黄色・パト電・そして再び赤電
と変遷を遂げて今なお近江路で余生を過ごす822F。他の多くの701系・801系等は既
に姿を消してしまいましたが、近江と三岐に残る411系は幸せだと思います。
822F最後までこの姿で有終の美を飾って欲しいものです。
願わくば、もう一度西武本線で赤電の走る雄姿を見れたら最高なのですが・・・。
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