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西武赤電701系三岐で復元





西武701系の赤電カラーを遂に三岐鉄道が復元し4月21日から運転開始しました。
三岐鉄道三岐線では、同社開業90周年イベントの一環として先の805F西武イエロ
ー化に続き、今回803Fが往年の西武赤電として復刻されました。

西武赤電カラーは最近になって伊豆箱根、近江、そして本家西武など各社での復活
が相次いでいます。伊豆箱根では敢えて原型に拘らない的を外した塗分けの1100系
・5500系が出現しました。本家西武ではもう種車の低窓701系顔の車両が有りませ
んからN101系の赤電化は今更の感があります。

然し一昨年から運行している近江の820系822Fは西武411系時代を原型に忠実再現
した仕上がりでした。
そして今回の三岐801系803Fは近江822Fと優劣付き難い素晴らしい仕上がりで往年
の姿が再現されております。期せずして鈴鹿山地を挟んだ滋賀、三重の隣接する両社
に赤電が揃った事となり感激です。

天気予報では連休2日目の28日が晴れ予報でしたので取り合えず四日市へ馳せ参じま
した。三岐鉄道初訪問です。







西武復刻赤電色801系 803+804+1804     以下写真は全て2019年4月28日

運行開始一週間足らずで非常に綺麗です。西武時代は771Fで製造は1966年(昭和41年製)です。
今年で車齢53年ですが、車体の痛みも余り目立たず所工の製造技術が偲ばれます。

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西武701系製造初年は昭和38年、冷改赤電登場は昭和50年ですが、冷改車は最初の6本のみ
が赤電で出場、その後は全て黄色一色で出場でした。従いまして西武でも冷房改造赤電編成
は極めて少数派で、その後の入場時に全て黄色に塗色変更となっています。その意味でも今
回の三岐赤電は極めて貴重です。
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西武電車に水鏡という記憶がないのは、昔から沿線には水稲が無く
畑と雑木ばかりの武蔵野を走っていたからでしょうね。



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床下機器台車等、当時のライトグレーと同色塗で正調赤電カラーに映えます。
当時の所沢工では全検出場車も全て床下まで全塗装で大変見栄えがしました。
今回の三岐の保々車庫の仕上げも細部まで非常に丁寧です。往年の西武を
想い懐かしさで一杯です。


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751系 751+781+1751 旧西武N101系の283+236+1236
伊豆箱根には片割れの1235+235+284が居ります。
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851系 851+881+1881  1881は旧N101の1238
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薄暮の時刻、急行灯点灯の雄姿
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こちらは101系 103+104 Mc+Mc'で軽快に走ります。
西武411系413+1454(406+405) MT-54の重厚な走行音は健在です。
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塗装塗分や検査表記、文字レタリングなどオリジナルに忠実に再現されて素晴らしいです。
極め付きは検査表記の下の(保)です。当時の西武の保谷車庫の(保)と三岐車庫の保々
の(保)を掛け合わせた傑作です。

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旧西武車が集う保々車庫。旅客車両の全てが西武車401.701.N101系です。
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当日は貨物列車の姿は無く、電機重単のみ見掛けました。

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三岐鉄道再訪の思いに駆られます。





三岐鉄道三岐線現有旅客車両

751系 旧西武N101系1本  (台車はFS372)

Mc751+M781+Tc1751   西武Mc283+M236+Tc1236
N101系では別途予備車として M238+Tc1238を確保


851系 旧西武701系1本  (台車はFS372)

Mc851+M881+Tc1851 西武Tc1789・M795+M796・Tc1790 1789の運転台をM795に移設

Mc851+M881+Tc1881 Tc1851事故廃車で上記N101予備車のTc1238と交換


801系 旧西武701系3本  (台車はFS342・1852はFS372〉

 三岐塗色 Mc801+M802+Tc1802. 西武779F Tc1779+M779+M780+Tc1780. 1779の運転台を779に移設
 西武赤色 Mc803+M804+Tc1804.   西武771F Tc1771+M771+M772+Tc1772 . 1771の運転台を771に移設
 西武黄色 Mc805+M806+Tc1852.   西武781F Tc1781+M781+M782+Tc1782 . 1781の運転台を781に移設


101系 旧西武401系3本  (台車はFS342)

Mc101+Mc102 西武401F Mc402+Mc401 (Mc411+Tc1452)
Mc103+Mc104 西武405F Mc406+Mc405 (Mc413+Tc1454)
Mc105+Mc106 西武409F Mc410+Mc409 (Mc415+Tc1456)





写真はクリックで拡大致します。
ご覧いただき有難うございます。

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by tetudankai5501 | 2019-04-30 15:59 | 三岐鉄道 | Comments(2)
Commented by 清68 at 2019-05-01 02:26 x
お久しぶりです。早速行かれたのですね。レポート有難うございます。まさに真打登場ですね。恐ろしいほどの再現度です。私も早く見たいです。見てはいけないもののような感覚になってまともに視認できない可能性がありますが…。701系の完成形態にふさわしいと思っていたのに、あっという間に幻となってしまった赤電冷房が、平成を超えて令和の時代に存在する、奇跡のようです。素晴らしいです。ありがたいことです。
Commented by tetudankai5501 at 2019-05-01 16:38
> 清68 様
ご覧いただき有難うございます。
701系が残る三岐鉄道に赤電復刻計画との報に最後の期待を込めて
出場の時を待って居りました。新塗装で出場の写真を期待と不安が混
ざった複雑な思いでネット上で探がしました。写真を最初に見た瞬間に
不安の方は消えて完璧にまで仕上がった赤電冷改車の姿がありました。
いままでの赤電復刻版が近江を除きことごとく期待外れだっただけに、今
回の三岐赤電の時代考証は完璧です。
仰るように、西武における701系完成版が瞬く間に消し飛んでしまった40年
前の悔しさが此処に来て解消されるとは思ってもいませんでした。
一寸大袈裟ですが今回、最初にカメラに収めた瞬間積年の思いが解消し
そして安堵しました。
三岐赤電、最後までこの姿で走って欲しいです。そうして叶わぬ事かも知れ
ませんが三岐廃車後は三岐でも西武でも宜しいので長く保存して頂けれは
嬉しいのですが・・・。 長文失礼しました
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