広電JR広島駅乗入完成

広電駅前大橋線開業

猛暑で迎えた8月3日延５年余りを要したJR新広島駅ビル乗り入れ広電新駅とそれに繋がる

駅前大橋線が開業しました。

JR新広島駅ビルは今春3月24日新規開業商業施設名称「minamoa」として当初予定通り着工

以来5年を要し開業、一方もう一つの基幹工事である広島電鉄の新駅同ビル2F乗り入れJR改札

同一フロア一体コンコースを有する広電新広島駅はこれに繋がる駅前大橋線の工事調整等から

当初予定の駅ビル同時開業から約４か月余り遅れ8月3日開業にこぎ着けました。

開業に向けての試運転は6月初旬から2か月の工程で連日新線区間で調整訓練が行われ開業を迎

えました。

但し駅ビル周辺の関連工事は近隣ビルへの回遊ペデストリアンデッキ2系統とバス停整備工事等

関連事業が当分続く模様で最終系完成はあと3年を要するとの事です。

広島電鉄新広島駅駅　長編成用ABD3線・短編成用C1線の短端式合計4線の方面別ホーム

駅ホーム部は2Fフロア解放　5F迄吹抜けで爽快　　　　2025年8月7日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

発着番線はA～D迄4系統線別ホーム。JR改札とは同一フロアで至近となりました。改札や柵等一切無く開放的なフロア

JR改札口に至る通路。1Fに降りるとタクシー、バス乗り場が有ります。

右側JR改札口。中央奥に広電乗り場

普通に歩いて30秒の至近距離です。

広電路線図案内版

3F雁木テラスから見下ろす

電車は新旧関係なく乗り入れ出来るようです。652号団臨到着→回送で発車

JR新広島駅全体　商業施設名「minamoa」  広電乗入部はビル中央2F　　　　  2025年3月 

広電新駅高架を行き交う　　　　　　　2025年8月17日

到着電車信号入線待ち　　一旦シーサスの前で止められるようです。ホームが空かないと入線待ち電車が連なります。

５系統元神戸市電582号出発で前者が入線出来ます。

シーサス渡りA番線に入線の元京都電単車1905号

駅前大橋線地平から高架部へ　　　次の稲荷町電停まで信号２ヵ所で運が悪いと出発後すぐ赤信号に捕まります。

駅前大橋線開業以前の旧ルートは８月2日で廃止となりました。

閉鎖された猿猴橋旧ルート 廃止後の様子。猿猴橋町電停は8月2日限りで廃止。今後歩道改良に着手です。　　　　　2025年8月7日

従来の広電広島駅解体工事　　　　　　2025年8月19日

広電新ルート駅前大橋線と新広島駅の新規開業の様子を取り急ぎ見て参りました。JR改札口から同一フロアで直行30秒の距離は

従来に比べ飛躍的に改善です。駅部も他にないような解放感に満ちていて新鮮で素晴らしい出来栄えです。

只駅前大橋線の立地から隣駅の的場町までの信号停止や的場町交差点での電車右左折の信号現示時間が短く電車の滞留が生じて

いるのは今後各関連機関との調整で改良が必要と感じました。

　　広電は今回から平日朝2本ですが、紙屋町まで途中駅の一部を通過する快速の試験運行を期間限定ですが運転したり、来年春

までに在来線の一部を活用した市内循環ルートの整備等引き続き新施策にも意欲的なのは頼もしいところです。

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