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黄色い電車



 西武がいわゆるレモンイエローの塗色を採用したのは、勿論昭和43年末に登場した101系列が
最初ですが、この塗色を採用する半年位前に701系を用いて塗色見本車が仕立てられました。
正面は黄色一色、側面は窓周りを従来の赤電と同様のトニーベージュに、腰周り・窓上は
黄色で腰周り塗り分けラインは従来の赤電と同じ位置でした。私が見たのはドアーも同様の
塗り分けだったのですが、一時期ステンレスドアを模したのか、銀色塗装化したことがあったようです。
結局、この701系塗装見本車と同様な塗装で、101系第一編成は出場しました。ドアーはSUSの
無塗装で外見上のアクセントになっていました。

101系出場前の701系塗装見本車 747F S43年  小手指区
(各画像はクリックで原寸になります。)
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通常塗装 751F  S43  小手指区
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車体形状は、従来の801系と全く同様でしたので、私はこの塗装にはかなり抵抗を禁じ得ませんでした。
元々、701系の正面形状と塗りわけラインは一体でデザインされたもので、SUSの飾り板、前照灯の
位置は塗り分けラインと合致するように考えられていたからです。
 編成全体として遠目で眺めた場合は、黄色い車体に側面のベージュがアクセントでになって、いかにも
全く新しい系列というアピールを打ち出したかったかったのでしょう。でも正面単体で眺めた場合、単色
黄色坊主は前述の理由で最後まで馴染めませんでした。

左1101  右1791(ATS試験車) 小手指区    
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 もっとショックだったのは、701系冷改車が黄色単色に塗り変られた時でした。忘れもしない新狭山で
601系を組み込んだ6連冷改車第三編成試運転車が真黄色に塗られていたのを目撃した時です。
側面を見てもベージュ色が無いのです。
 若気の至りで、早速西武に長々と上記の様な理由で「701系列の一色化は困ります。せめて正面窓周り
をブラックアウトのアクセントとか入れて欲しい云々・・・」と記した手紙を出しました。
 後日、わざわざ西武から返事を頂きました。「黄色化は冷房車をアピールする為で、赤電であると乗客
は新宿線には冷房車が少ないと誤解されがちであること、又黄色は101系も含め武蔵野・奥武蔵の緑に
映える塗色であり云々・・どうぞご理解下さい」といった内容だったと思います。
 理由はある程度わかりましたが、個人的には単色の701系は好きになれず、それ以来黄色の701系に
カメラを向けることは有りませんでした。今思えばそんな事ことに構わず、もっと色々写しておけばと後悔
しています。 でもやはり701や101低運車は赤電塗りの方が似合っていたと今でも思っています。

塗装見本車 S43年  入間市
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赤電塗装の159F 801系を髣髴させとても似合っていました。 
一週間で元の黄色に戻されてしまいました。もったいないです。   横瀬  2001年
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 黄色と言えば、最近JR西の旧型鋼製電車のご当地塗装にも閉口します。僅かな塗装費コスト下げの為
とはいえ、電車の種類に構わず単色ベタ塗り化には個人的には全く理解できません。
鉄道会社の商品は、定時運行と判り易いダイヤ、それに快適な車両だと思います。古くても良いのです。
綺麗に整備され毎日利用する人が好感を持てる車両であれば。広島の115系更新色などシックで良い
センスだと思いますが、一色茶黄色で塗り直されて全検出場してくると、正直がっかりします。勿論当初に
会社に「個人的感想」を提言しましたが、定型的返答が帰ってきただけでした。
今は、全車が一色化される前にこの施策が途中で変更されることを期待するのみです。

JR西 広島更新色 L02  2011年
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JR西 単色塗装化 L03  2011年
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だんだん愚痴っぽくなって来てしまいました。長くなると申し訳在りませんので今回はこの辺りで失礼します。

            (ブログ内掲載の写真・記事等の転載はお断りします。)
by tetudankai5501 | 2012-01-25 19:12 | 西武鉄道 | Comments(4)